「.pw」でドメインを取得してしまったがためにインデックスが全くされず、やむなく新規ドメインを取得してお引っ越ししました。
同じような境遇の人がスムーズにお引っ越しできるように、その方法をまとめておきます。
WordPressの機能でミラーサイトを作る
まずは新規でドメインを取得し、WordPressをインストールします。
便宜上これを新WP、引っ越し前のサイトを旧WPとします。
旧WP の「ダッシュボード」→「ツール」→「エクスポート」
でエクスポートファイルをダウンロードします。
基本的には「すべてのコンテンツ」にチェックを入れておけば問題ありません。
続いてインポートです。
新WPの「ダッシュボード」→「ツール」→「インポート」→「WordPress」とクリックしていくと、「WordPress Importer」のインストール画面になるのでインストールして有効化してください。
有効化するとファイルのアップロード画面になるので、旧WPからエクスポートしたXMLファイルをアップロードします。
インポート設定画面では適切なものを記入・選択します。
「Assign Authors」は著者情報についてです。
著者名に変更がない場合にはそのままでOKです。
「Import Attachments」はチェックを入れておくことで画像などの添付ファイルを自動的に新WPにインポートしてくれます。
サイト確認
私の場合はロゴの画像が適用されていなかったり、多少崩れている部分がありました。
新WPサイトを確認して、おかしなところがあれば修正しておきましょう。
301リダイレクト
「Redirection」というプラグインを使用してリダイレクトを行います。
インストールして有効化したら、「ツール」→「Redirections」をクリックします。
「Add new redirection」の「Source URL」に記入したURLから「Target URL」に記入したURLへ301リダイレクトできます。
1ページずつ設定しても良いのですが、ミラーサイトを作る場合には正規表現(Regular expression)を利用すると一括で全ページがリダイレクトできて便利です。
正規表現記入
まずは新WPのパーマリンク設定を旧WPのと同じにします。
私の場合はカスタム構造の中に「/%post_id%」としています。
「http://aiueo.com/420」のようなURLになります。
Redirectionsの記入は以下の通りです。
Source URL:/(.*)$
Target URL:http://aiueo.com/$1
Regular expressionにチェックを入れるのを忘れないようにしましょう。
間違いなければ「Add Redirection」をクリックすれば完了です。
サイト外部の修正
301が全てのページで無事完了しているのを確認したら、今度は外部の修正です。
まずは被リンクの修正を行いましょう。
Facebookページ、Twitter、その他ブログやサイトなど、自分でリンクしているものは全て新URLへのリンクに編集しておきましょう。
ウェブマスターツールでGoogleへ伝達
ウェブマスターツールのアドレス変更ツールを使うことで、より円滑なリダイレクトが可能になります。
アドレス変更ツールの使用 – ウェブマスター ツール ヘルプ
ウェブマスターツールに新WPを登録し、サイトマップを送信することで、基本的には数時間以内に次々とインデックスされていきます。